色彩検定UC級を受験しました。正直なところ、他の色彩検定を受けた経験がない状態での受験はハードルが高かったように思います。
なぜ色彩検定UC級を選んだのか?
これまで色彩検定を受けなかった理由があります。色には興味があるものの、私の感性は一般的なものと少し違うようで、普通の色彩検定の内容に馴染めないのです。例えば、緑色を見て落ち着くという感覚が分からなかったり、赤が派手というよりむしろ暗く感じたりします。(多分、ちょっと色弱)色に関する知識は面白いけれど、私には少し遠いものでした。そんな中で見つけたのが色彩検定UC級。ウェブアクセシビリティが専門の私にとって、資格としての信頼性を高める良い機会だと思い、挑戦を決めました。
試験勉強
合格率80%以上の試験と言えど、油断は禁物。勉強を始める前にテキストと問題集を購入しましたが、この試験は歴史が浅いため、過去問は2回分程度しかありませんでした。そのため、問題を解きながらテキストを読み進める方法で勉強を進めました。間違えたポイントは重点的に確認し、概要を理解しつつ重要な単語を覚えることに集中しました。特に難しかったのは、色の見え方とL錐体、M錐体、S錐体の関係性です。(多分、LはLong、Mはmiddle、SはShortかな)視覚に関わるこうした要素は専門的で、なぜ色が見えるのかについては、未だ解明されていない部分があることを知りました。
試験当日
試験当日は体調が最悪で、生理痛がひどく、集中するのが精一杯でした。試験時間は60分。配られた問題用紙を見て問題数を確認すると60問以上もありました。1問に1分以上かける余裕はなく、悩んだら適当に答えを記入して次に進む戦略を取りました。それでもギリギリで全問解き終えることができました。
結果は?
試験後、インターネットで結果を確認すると、200点満点中178点で合格していました。合格点は160点なので、十分な点数です。とはいえ、初めての試験でこの点数は、自分としては無難な結果だと感じています。
振り返り
勉強期間は3週間程度、合計約10時間の準備でした。この試験は合格率が高いですが、80%の正答率を求められるため、初学者にはそれ以上の難しさを感じる試験でした。わからない論点が一つでもあると落としてしまう試験だと思うので、テキストは網羅的に理解することが必要です。これからUC級を受験しようと考えている方には、自分に合った学び方を見つけつつ、試験本番ではスピード感を持って臨むことをおすすめします!
色彩検定uc級