トルコリラを10万円外貨預金したらどうなったか。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket
  • LINEで送る
トルコリラ

金利7%の外貨預金

今から2018年8月。4年前ほど、日本円で、貯金しても金利は増えない。ならば、外貨預金しようと思いトルコリラで貯金しようと思い立った。しかし、当時から危ない通貨だと言われていたので、5万円ぐらい貯金してみようと思った。だって、利子が7%だもの。トルコリラの価値が下がっても利子で何とかなるんじゃない? という甘い考えからだった。

外貨貯金の最低金額は10万円から。

5万円くらいで貯金しようと思ったのだが、円をトルコリラに変えるのは最低10万円からということを知る。まあ、10万円なら、元本割れそうだったらすぐにおろそうと気軽な気持ちが外貨預金する。しかし、円をトルコリラにする時に、なんと取引手数料が取られるのだ。単純に10万円をトルコリラにするのではなく、為替でトルコリラを10万円分買わなければならない。そのためには取引手数料が必要である。実際の金額より上乗せした金額のトルコリラを買う。簡単に銀行は外貨預金を勧める広告を出しているが、ほとんどの場合、この手数料については触れられていない。実際の為替より大きな利益を出さなければ、基本元本割れしてしまうのだ。当時トルコリラは1トルコリラ、21円ほど。それに取引手数料が1円近くかかってくる。10万円で22円のトルコリラを買うので、4545トルコリラくらいにとおもったら、まあいろいろあったのか、さらに減って、4040トルコリラ。買ったタイミングが悪かったのか。

残高が足りない。

一度入れたら、引き出せない!

通貨が安ければ、トルコリラがあげれれば為替で儲かるかも。そんな期待も手数料で打ち砕かれる。1トルコリラ当たり1円の取引手数料は通貨が安くなれば、安くなるほどのしかかってくる。取引手数料以上にトルコリラが値上がりしないと絶対に利益を手にすることはできない。10万円をトルコリラにしたとたん積んでしまった。引き出すにはさらに、円をトルコリラにする必要があるし、リスクが伴う。

通帳履歴

どんどん下がるトルコリラ

2022年。トルコリラ相場は、現在10円を大きく割っている。トルコリラの価値が下がっても利子で何とかなると思ったのだが、利子は7%から変わらず、価値だけがどんどん下がる。早く、引き揚げればいいのにと思うが、10万円以下の外貨預金は引き出すことができない。10万円トルコリラにしようと思ったら、11万円くらい必要になる。1万円は手数料になる。さらにそれを円に戻すともう1万円かかる。なんじゃそりゃー。1リラ20円で買ったトルコリラは現在45000円を切っている。45000円を引き出すために往復2万円近くなる取引手数料を払わなければならない。トルコリラ10万円外貨定期預金したら、25000円になって戻ってくる。このまんま、きわめて0に近くなるまで放置しなければならないのか。放置している。10万円が解けるのをじわじわ待つ。外貨預金をするなら、お金は捨てたものだと思わないといけない。これが外貨預金FXのがまし。といわれる理由の一つである。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket
  • LINEで送る

SNSでもご購読できます。

コメントを残す

*