婿養子はあって、嫁養子はなぜないのか。

カルガモ夫婦

結婚したら、女性は苗字が変わりますね。いやいや、夫婦のどちらかの名前が変わるのだよ。と言いながらも現代の日本では、大体は女性の苗字が変わります。でもたまに、男の人も変わるじゃんか。あ、婿養子。

そもそも婿養子とは?

婿養子とは、苗字が変わるだけではないのです。結婚相手の女性の家を相続することになります。結婚して、女性の姓を名乗り、女性の両親が養子として手続きすることになります。それが婿養子なのです。基本的には女性の家に財産がある場合にやるのですが、婿養子に入った場合、相続上は実子のように扱われ、女性方の家の財産を相続する権利を持ちます。もちろん、女性の相続分は減るので、家社会において女性の立場は弱くなります。婿入りという言葉もあるそうですが、この場合は女性方の苗字を名乗るだけで、養子にならず相続権はないので、金銭的メリットはありません。

長男の嫁とは?

家長制度があった時代は、家の中では年長者の男性の権力が一番強く、長男が家の財産を一身に受け継ぐことになっていました。ですから長男の嫁はそこそこの地位がありました。しかし現在では、遺言状がない場合、相続財産は実の兄弟で均等に分けられるため、嫁は財産を相続することがありません。長男の嫁であることで、舅、姑の介護をする羽目になり、家内でも立場が弱いということで敬遠されがちになっています。

長男の嫁こそ養子にすべきでは?

もし、長男の嫁が家を支える介護要員とみなされるのであれば、むしろ嫁を養子として迎えるべきではないでしょうか。養子にすることで、法的に家の一員として位置づけられ、財産相続の権利も持つことになります。しかし、現実にはそのような仕組みが採用されることは少なく、長男の嫁は家という仕組みの中で不公平な役割を強いられることが多いように見受けられます。

家という制度は、表向きは自由な選択を許しているように見えますが、その実、多くの歴史的な身分制度を残しています。この不公平な構造がいつか解消されるのか、あるいは今後も形を変えながら存続していくのか、考えさせられるところです。

合格率80%以上の色彩検定UC級は難しいのか?

ラフレシア

色彩検定UC級を受験しました。正直なところ、他の色彩検定を受けた経験がない状態での受験はハードルが高かったように思います。

なぜ色彩検定UC級を選んだのか?

これまで色彩検定を受けなかった理由があります。色には興味があるものの、私の感性は一般的なものと少し違うようで、普通の色彩検定の内容に馴染めないのです。例えば、緑色を見て落ち着くという感覚が分からなかったり、赤が派手というよりむしろ暗く感じたりします。(多分、ちょっと色弱)色に関する知識は面白いけれど、私には少し遠いものでした。そんな中で見つけたのが色彩検定UC級。ウェブアクセシビリティが専門の私にとって、資格としての信頼性を高める良い機会だと思い、挑戦を決めました。

試験勉強

合格率80%以上の試験と言えど、油断は禁物。勉強を始める前にテキストと問題集を購入しましたが、この試験は歴史が浅いため、過去問は2回分程度しかありませんでした。そのため、問題を解きながらテキストを読み進める方法で勉強を進めました。間違えたポイントは重点的に確認し、概要を理解しつつ重要な単語を覚えることに集中しました。特に難しかったのは、色の見え方とL錐体、M錐体、S錐体の関係性です。(多分、LはLong、Mはmiddle、SはShortかな)視覚に関わるこうした要素は専門的で、なぜ色が見えるのかについては、未だ解明されていない部分があることを知りました。

試験当日

試験当日は体調が最悪で、生理痛がひどく、集中するのが精一杯でした。試験時間は60分。配られた問題用紙を見て問題数を確認すると60問以上もありました。1問に1分以上かける余裕はなく、悩んだら適当に答えを記入して次に進む戦略を取りました。それでもギリギリで全問解き終えることができました。

結果は?

試験後、インターネットで結果を確認すると、200点満点中178点で合格していました。合格点は160点なので、十分な点数です。とはいえ、初めての試験でこの点数は、自分としては無難な結果だと感じています。

振り返り

勉強期間は3週間程度、合計約10時間の準備でした。この試験は合格率が高いですが、80%の正答率を求められるため、初学者にはそれ以上の難しさを感じる試験でした。わからない論点が一つでもあると落としてしまう試験だと思うので、テキストは網羅的に理解することが必要です。これからUC級を受験しようと考えている方には、自分に合った学び方を見つけつつ、試験本番ではスピード感を持って臨むことをおすすめします!

色彩検定uc級

https://www.aft.or.jp/uc

大阪市歌とその魅力〜都市を謳う作詞家・堀沢周安

大阪市役所

大阪市歌をご存知ですか? 大阪市内の学校に通っていた方なら聞いたことがあるかもしれませんね。大阪市歌ができたのは今から100年以上前。大正10年のこと。大阪市の市政の中枢として中之島に新庁舎ができ、市民の街として新しい時代の夜明けを寿ぐようにこの大阪市歌が作られました。

1.大阪市歌の紹介

作詞:堀沢周安 作曲:中田章

1. 高津の宮の昔より、
よよの栄を重ねきて、
民のかまどに立つ煙
にぎわいまさる 大阪市、 
にぎわいまさる 大阪市

2. なにわの春のあさぼらけ、
生気ちまたにみなぎりて、
物みな動くなりわいの
力ぞ強き 大阪市、 
力ぞ強き 大阪市

3. 東洋一の商工地、
咲くやこの花さきがけて、
よもに香りを送るべき 務ぞ重き 大阪市、
務ぞ重き 大阪市

*著作権の保護期間を満了

2.市歌制定について

大阪市の誕生は明治22年。その時は府知事が市長の職務を行なっていました。大阪市は今の商工会議所の辺りから始まったのはみなさま、ご存知かもしれません。のちの明治31年に小規模ながらも独立の庁舎として江之子に移し、本格的な庁舎として大正10年に現在の位置、中之島移転しました。所属課として、大阪市に社会教育課が創設され社会教育の基礎が確立されまして、美術館、博物館、教育、民衆娯楽に力が注がれ大阪市歌制定に至ったのでした。広く市民が集まる時に歌える歌ということで、大正9年から公募が始まり、審査員には森鴎外、幸田露伴などの当時の有名人5名。応募歌詞2398首。一等当選したのは当時香川県三豊中学校校長でありました堀沢周安氏であります。

3.作詞家・堀沢周安について

堀沢周安は明治2年、明治維新の1年後に愛知県犬山市に生まれました。 向学心旺盛で当時の高等学校を卒業し、地元で学校の手伝いをし23歳の時に上京し、文学博士、上田万年のもとで国文学の勉強をしました。その後長野県や北海道、香川、愛媛などに教師として赴任し、当地で市歌や校歌をたくさん作りました。他、唱歌や歌集など合わせて135の作品が確認されています。 「田舎の四季」「明治節」の唱歌が有名なものとして残されていますが、作者不詳の唱歌の中に周安のものがあるかもしれません。 大阪市歌当選の時、周安は53歳、先述の通り香川県三豊中学校校長をしておりましたが、2年後には当時の知事が「県立中学校の校長は帝大出身の者にする」という方針を出し、周安は校長職を辞することになりました。その後も教師の傍、作詞家として活躍し、昭和16年73歳のとき、香川県善通寺市においてこの世を去りました。

4.市歌から読む堀沢周安のみた大阪

それでは、大阪市歌の考察をしてみましょう。 1番は大阪の歴史的な成り立ち高津宮、仁徳天皇時代からの長い時代の詰み重ねと、煙たつとういう縦方向の動きで表現されていまは仁徳天皇が詠んだされる【高き屋に登りて見れば煙立つ民のかまどはにぎはひにけり】歌が元になっています。民のかまどの話で当時は小学校の教科書に載るほどの有名な故事でした。大正時代、東洋のマンチェスターと呼ばれた大阪に立っていたのは、煙突の煙です。しかし当時は公害や高化学スモッグなどはあまり考えることなく、立ち上がる煙は龍に通じ、縁起の良いものだったのでしょう。

2番は難波の波と動きと波動、大阪の気が表されています。大大阪の勢いが感じられます。

3番はさくやこの花という難波津の広がり、木花咲耶姫の昔から始まる繁栄が表されています。香りというものは古代から不思議なものでした。目には見えませんが、いつの時代も変わらず同じ香りを広げていく。「難波津に 咲くやこの花 冬ごもり 今は春べと 咲くやこの花」という難波津の歌と呼ばれるもので王仁が仁徳天皇の即位とのちの繁栄を祝い詠われたものです。 大阪市歌は当時の魅力、大阪の長い歴史と変遷を反映しています。 また作曲は早春賦で有名な中田章。ぜひ一度日本の懐かしい調べをお聞きください。

【参考】大阪市ホームページ 「市歌」

https://www.city.osaka.lg.jp/seisakukikakushitsu/page/0000028864.html

参考資料
『明治大正大阪市史 第1巻 概説篇』大阪市役所編纂 日本評論社 1934年
『新修大阪市史 第6巻』新修大阪市史編纂委員会編 大阪市 1994年
『讃岐人物風景 18』四国新聞社編 丸山学芸図書 1988年
『善通寺市史 第3巻』善通寺市教育委員会市史編さん室編 善通寺市 1994年
『堀沢周安と大州』堀沢周安著 愛媛県立大州高等学校 1973年

2024年 大阪販売士 会報誌に寄稿した元原稿になります。

販売士協会寄稿
ことほぎて 大阪市歌
明治節 歌碑

簡単な宛名書きのはずが…実は闇バイトだった話

闇

副業とクラウドクスクス

何かいい仕事ないかなあ。副業で生活を少しでも楽にしたい。そんな思いで、ある日、私はクラウド???スを眺めていました。事務経験もあるし、コツコツと取り組める仕事なら続けられるだろう。そんな時に見つけたのが、商品発送、宛名書きの仕事。商品を受け取り、それを発送する仕事。1日5000円になるらしい。ちょうど、部屋のスペースも空いてるし、これだと思った。内容も簡単で、高額ではないけれど、それなりに安定して稼げそう。迷わず応募し、すぐに担当者から連絡がきました。仕事のやり取りをラインでするのはクラウドクスクスではよくあること。住所を相手に伝えて送られてきた商品を発送するだけ。私はすぐに先方に住所を伝えると次の月曜までには発送する商品を送るとのことでした。

ついに始まる副業生活。

d仕事の進め方はシンプルで、送られた商品の写真を撮り、フリマに出して、売れたら落札者に送るだけ。商品は高額なものや、レアなものが多く高値で売れました。古いウルトラマンの人形や、こんなものがと言うものまで結構な値段で売れました。口座は会社のものになっていたので、売れた金額の何割か収入になっていました。しばらくして、安定的に仕事が入り始め、収入も増え、生活も少しずつ楽になっていきました。

警察が来た!

しかし、ある日、自宅のドアがノックされ、警察が訪ねてきたのです。そのとき初めて、私が知らず知らずのうちに関わっていた「闇バイト」の正体を知ることになりました──。そう、私が扱っていた商品は、すべて万引きや窃盗にあったもの。いわゆる盗品だったのです。

と言うのはまあ、ほとんど創作なのですけど。

闇バイトには気をつけてくださいと言うことで、文章を書いていみました。こう言う手口があるので、話を聞いた時、これは騙されるなあ。と思ってクラウドなんたらをみてるとそれっぽい仕事があったのですよ。クラウドワーワーの仕事は私も何回か騙されました。ちゃんとしたのもあるけど。まあ手口としては。

クラウドクスクスなどでの募集
 業者は、クラウドワークスのようなプラットフォームで「簡単な宛名書き」「在宅での発送作業」「梱包バイト」といった名称で仕事を掲載します。内容は「指定された宛先に商品を発送するだけ」といったシンプルなものに見せかけ、誰でもできるようにアピールします。

応募者の登録と連絡開始
 応募者が仕事に興味を持って応募すると、業者は「宛名書きの仕事」を強調し、簡単でリスクのないバイトに見せかけます。連絡方法や契約の形は個人チャットやメッセージで行われることが多く、業者の正体や実態が曖昧なまま進むこともあります。

商品発送を任せる
 応募者が業務を始めると、業者側から商品が送られてきます。ここでの指示は「フリマサイトでの出品」と「落札者への発送」です。応募者は依頼通り、商品を受け取ってフリマサイトに出品し、落札されれば指定された宛先に発送します。報酬は、出品作業や発送作業ごとに少額が支払われる仕組みです。

応募者が知らないまま盗品や違法商品が取引される
 しかし実際には、業者が応募者に送る商品は盗品や不正に取得された品物であることが多いです。応募者が関わっていることを知らないまま、違法な商品を流通させる役割を担わされてしまうのです。

警察の介入と真相発覚
 こうした商品が流通すると、盗品の出所や転売ルートの調査が行われ、警察が応募者の元を訪れる事態が発生します。警察が訪ねてきて初めて、応募者は自分が「闇バイト」に関与していたこと、盗品の取引に関わってしまったことを知ることになります。

と言うことがあるので、くれぐれもお気をつけください。

年金どうなる? 国民皆投資時代! まずはNISAを始めよう!

シロツメ草

日本の現行の国民年金制度は1961年に始まりました。この制度は賦課方式に基づいており、現役世代が年金保険料を支払い、その保険料が高齢者の年金支給に充てられる仕組みです。これは、若い世代が現在の高齢者を支え、将来自分たちも支えられるような仕組みとなっています。このような世代間の支え合いが、国民年金制度の基本的な考え方となっています。

年金制度の課題

国民年金制度が始まった頃から、高齢化社会への対応が課題として存在しました。当初は比較的若い世代が多かったため、制度が十分機能していたと言えますが、将来の高齢化への備えが不十分だったという指摘もあります。1961年の制度開始当初は、高齢者の割合が比較的少なかったため、現役世代が保険料を支払っても支払われる年金額が相対的に高かったと言われています。しかし、高齢化が進むにつれて、年金を受給する高齢者の数が増え、そのために若い世代の負担が増加していくことが予測されました。

当時の現役世代、団塊の世代と呼ばれる人たちが保険料を払っているときは、支払う年金の負担が少なく、良い制度だということで受け入れられた。しかしそれは、問題を先送りにしただけだ。その団塊の世代と呼ばれる人たちが、年金を受け取る側になった時、どうなるか。社会にどんな負担があるかは、十分想像できただろう。

  • 財政的負担の増大
  • 労働力人口の減少
  • 制度見直しの必要性

現行の国民年金制度も未来のことは考えられていない。冷静に考えれば無茶なスキームである。

現行の年金制度はほぼ破綻していると言っても良い。国民年金を満額支払ったところで、月額7万円に満たない。家賃を支払うと生活ができない。物価は上がっていく。この金額では誰かに扶養されることが前提である。

なぜ今投資なのか。

そこで、政府は老後資金を個人でなんとかしてと国民に訴えかけている。それがイデコやNISAという制度になる。貯蓄や投資で国民に老後資金をなんとかしてもらおうという話である。これらの制度は、国民に対して積極的な資産形成と投資を奨励することで、将来の年金受給に備えることを目的としています。公的な年金制度だけでなく、個人の自己責任に基づく資産形成が重要であるという政府の考え方が反映されています。

しかし、これまで、触れてこなかった投資というものについて、国民は大きな不安がある。なぜ投資なのか、投資は本当に大丈夫なものか。

国の新たなスキームNISA

NISAを不安に思うのは無理はない。国はNISAを利用することを強く勧めている。何か裏があるのではないか。

もちろんこれは、今の国民年金制度を打開する新たなスキームである。今の国民年金制度や国民年金に不平や文句を言っても仕方ない。結局はNISAやってほしい、自己責任だけどね。

国民が投資に意識が行き、興味を持ちどんどん始める人が増えれば経済はどんどん回り、NISAやってる人もそうでない人もうまく行くだろう。このスキームにも終わりがある。最後の人がNISAを始めた時、もう資金は増えず、国はまた新たなスキームを考えなくてはならない。

その時が訪れるまで、騙されてNISAを早い目にやっておこうではないか。

バブル突入!? 消費のすすめ。お金は貯めるな。

不安な画像

貯金、貯金と言われる昨今。そして、バブル期を体験した団塊の世代は年金が少ないと嘆き、現役世代からはどうして景気の良い時にお金を貯めなかったのかを責められる。そんな中、日経平均株価がバブル期の株価を超え、4万円台を超え、マイナス金利解除という利上げ。物価上昇の兆しと賃上げ。好景気の準備は整った。あとは「消費」。貯金者たちは如何に消費者になるか。

なぜバブル期にお金を貯めないのか。

なぜバブル期にお金を貯めないのか。それはお金の価値が下がるからである。一生懸命お金を貯めた人には申し訳ないが、貯めた一千万円の価値はバブル期には下がってしまう。今まで苦しんで貯めた1千万円はすぐに手に入る。お金など持っていても仕方ないから使う。そんなメンタルが蔓延する。価値観の変化というものである。金は天下の回りもの、宵越しの金は持たない。お金がなくなれば、借金すればいい。いくら借金してもいくらでも貸してくれる。もうお金の心配はいらない。使わな損。いちおうご利用は計画的に。お金を貯めることよりもお金が回る。キャッシュフローが上手くいく。バブル、それが貯金するよりも大切なのである。

バブル期、一体何にお金を使ったのか。

  • 飲み代(クラブ、バー、女、ホスト、奢る、タクシー)
  • 高級品(ブランド、着物、時計)
  • 習い事(英会話、スポーツジム、伝統芸能)
  • 旅行などサービス(国内、海外旅行、飲食、ホテル)
  • 必需品(家、車、電化製品)
  • 不要なもの(ギャンブル、詐欺、ネズミ講、保険)

誰も彼もが、夜を通して遊びまくり、カラオケで疲れ、会社に行く。安い服を着ることを恥ずかしく思い、なんでも高級品を持つ。ただバブルを経験した彼らの悪いところは不景気になってもその魂が変わらないところである。あの時は楽しかったと同じことをやろうとしてしまう。今、好景気が来るとして欲しいものがあるか、何が売れるか。着飾ったところが自分。高いものが良いものだと信じ、金を出すものが偉いという時代がこようとしている。平成時代の価値観「等身大」「自分探し」はもはや必要ない。お金はあってもなくても人を変える。

貯金をなぜ勧めないのか。

  • 災害リスク
  • お金を持っていても騙されるだけ
  • 死んだらお金を使えないから

災害リスク

貯金をすすめない理由の一つに「災害リスク」があります。日本は災害の多い国です。こんな国でお金を貯めていても、予期せぬ理由で0になる事もしばしば。それならば使ってしまおうということです。お金を使うと経験になります。何物にも変え難いものにお金を使ってしまいましょう。

お金を持っていても騙されるだけ。

お金を持っていることがわかると、いろんな悪い人が寄ってきます。その人はあなたからお金を奪おうとします。一生懸命貯めたお金はいずれ他人のものになります。それよりは自分で使った方が良いでしょう。

死んだらお金が使えない

死はいつ訪れるかわかりません。それまでにお金は使ってしまいましょう。

消費の波に乗り遅れるな。

近頃は借金が200万円でも、思い悩み人生を絶ってしまうような悲しいこともある。バブルが訪れると200万円の借金なんて大したものではなくなる。その代わりすごい金額の借金を背負うものまで現れる。この点はご利用は計画的にである。詐欺られる金額も大きなものになる。100万くらいま、いいかあ、騙されたことにすら気が付かず、虚栄心が満足すればそれでいい。景気がいいとは結局は使うお金も増える。消費することは貯金することよりも簡単である。バブル、好景気は大イベント。消費の波に乗り遅れるな。

証券会社に騙されないために気をつける3つの事

怪しい人

新NISAが始まり、なんとなく投資始めなきゃなあと思っている。そんな人は証券会社の絶好のカモ。そもそも、投資とギャンブルの区別がイマイチついていない場合は証券会社の言いなりにお金を出すことは充分に注意してください。そもそも投資は自分で考えて自分が良いと思うものに投資するのが基本です。

ハイリスク、ハイリターン

投資はリスクを負う事により、多くのリターンを得ることが可能です。証券会社はリスクにはあまり触れず、いかにリターンが大きい商品かを説明します。しかし、投資において、リターンが大きいということはリスクが大きいということ。リターンの金額分はリスクが伴います。また、その商品の取引には手数料が伴います。その手数料が高額である事も注意する点です。

プロの私たちがサポートします。

投資初心者である場合、証券会社は親切にしてくれます。悩んでいるあなたにこのこうなことを言うかもしれません。「プロの私たちがサポートします。」それなら安心、契約してしまおうなんて思ってはいけません。相場は誰にもわかりません。上がるのか、下がるのか。そのような重要なことを自分では考えずに証券会社に任せてしまっては、いずれ大きな損害を被る事になるでしょう。

ちょっと難しい仕組みの商品を勧めてくる。

証券会社はちょっと、理解の難しい商品を進めてきます。為替、債権、などが複雑に入り組み、その内容は細かな契約書をしっかり読んでも内容がわかりずらいものです。しかし、それを分かったふりをして、契約してしまうと自分の資金を失う事になるでしょう。

しっかり勉強して投資しよう。

投資は決して悪いことではありません。しっかり自分で勉強して投資しましょう。わからないものに投資することだけはやめましょう。自分の得意な分野、理解できるものに投資することをお勧めします。

50代、詐欺に狙われてるんだろうなとおもう私が実践していること3つ

サギ

50代が詐欺に狙われる理由3つ

  1. 老後資金などそこそこお金が溜まっている。
  2. 孤独
  3. 花を咲かせるだろうという淡い期待と、培ったプライド。

 騙す方が悪いのか、騙される方が悪いのか。もちろん、詐欺は犯罪であり、騙す方は罪に問えても、騙される方にはなんの罪もない。だから、騙される人は法的には何も悪くない。しかし、私は騙される人が嫌いである。それは私の母親に起因する。私の母は、化粧品のネットワークビジネスや、着物、宗教、その他何か訳のわからぬもの。いろいろなものに手を出していた。そのためお金というものに対し、目の色が変わり、私は子供の頃から気持ち悪い感情に左右されていた。さまざまなものにお金を払いながらも、私の学費や学校にかかるお金などをケチってしまい、学校にお金を払ったらそれまでで、教科書代、制服代、活動費子供の私はその度にやりずらくなっていた。騙されるということは、少なからず周りを苦しめている。だから私は、騙すことも、騙されることもあってはならないと思っている。

今、気をつけるべき詐欺3つ

  1. 投資詐欺
  2. 国際ロマンス詐欺
  3. 結婚詐欺

 投資詐欺については、来年2024年より新nisaが始まること、老後資金の不安などから、「お金を貯めなくてはいけない。」などという焦りから手を出してしまうかもしれない。そこで私は考えた。投資詐欺に引っかかってしまう前に投資してしまおうと。投資することにより、勉強する。世の中まあ、元本の保証された年利5%以上の商品などそうそうないということがわかる。

 国際ロマンス詐欺については、知らない人とはネット上で繋がらないということで回避できる。しかし、間違って繋がってしまうこともある。知り合いかと思っていたら、同じ苗字の別人だったり。知らない人とわかるとメールやコメントはガン無視。どうせ、相手も騙そうと思ってメール送ってんだから無視して問題ない。医者や軍人、公務員、大企業を名乗る人と付き合うのは、実際でもややこしいので、できることなら近づかない。自分がそのような人と付き合うことにどんな魅力が? 若い時ならいいかもしれない。憧れの人が現れる。お金を持っている感じ。そんな人が私を好きになってくれる。ゆうこときいちゃうって感じ。お金で人の言うことを聞く人生は自分を失い最悪なものと心しなくてはならない。そもそも、幸か不幸か私はメッセージのやりとりが苦手である。長い文章は打てるが、メッセージによる会話は時間がかかり、残るので必要以上はしないようにしている。

 結婚詐欺に関しては、普通の結婚や恋愛ですら、詐欺ではないかと思っている。どちらかがどちらかを騙すのである。結婚詐欺に該当するのはその悪質度である。お金のやり取りがあったからとて、どこで線引きをするのか。うまい結婚詐欺なんか、警察もどうしようもないのではないか。以上のことから、泣き寝入り、ひどい男だった。などで済まされるものになりそうだ。基本特に男性とは私の方から変にお金を払うようなことがあったら、この人はは金銭感覚が合わないなと思い付き合わないようにしている。

実践中のこと3つ

  1. 普段よりお金はできるだけ、自分から遠ざける。
  2. sns はほどほどに。
  3. 空いた時間は勉強や運動、趣味、自分に投資する。

 必要以上にお金を持たないようにすること、欲をかかないこと。欲しいものがあったら使ってしまうこと。ただし、自分のプライドを満たすために不要な借金などして、貧困に陥らないよう注意する。貯蓄が好きな人はできるだけ換金できないようにすること。また人に与えたお金は捨てたものと思い、返ってくることを期待してはならない。お金に自分がコントロールされていると感じたときは、冷静になることが大切である。まあ、冷静でないから騙されるんでしょうけど。50代、ひと花咲かせたいと思う気持ちはわかる。でも逆に普通一般人であれば、もう自分できることは限られていて、昔のようには思い通りにはいかないものである。また、うまくいっている人を夢見ても仕方ないのである。自分を知り、足を知り、他人やお金に振り回されず、自分の本当にしなければならないこと好きなことだけをやっていく年代だと気付かなければならない。

美味しい梅シロップを作るために欠かせない3つのこと。

梅シロップ出来上がり

毎年、梅シロップを作っているのに、ああすればよかったとか、反省することばかり。来年こそはもっと美味しい梅シロップを作るぞ。

美味しい梅シロップの条件

  1. 梅、本来の美味しさ、甘味、酸味があること
  2. エグ味、雑味がないこと
  3. 失敗しないこと。作りやすさ。

1.梅、本来の美味しさ、甘味、酸味があること

  • 青梅をつかう
  • 冷凍など、完熟させることをしない。
  • 氷砂糖(ロック)を使う。
  • できるだけ長く梅を入れておく。

2.エグ味、雑味がないこと

  • あく抜きをする。ヘタをとる。
  • 余計な水分を入れない。
  • 梅引き上げ時期のチキンレース

3.失敗しないこと。作りやすさ。

  • 瓶の消毒、密閉できるものを用意する。
  • 流通し始めた、5月半ばごろの小梅を利用する。
  • 発酵しても、煮沸はせず、冷やすなどしてキープ。

おいしい梅シロップの手順

用意するもの

  • 密閉できる3リットルくらいの瓶
  • 小梅1kg (5月中に購入)
  • 氷砂糖 1kg

お酢を使ったり、黒砂糖を使ったり、アルコールを少し混ぜたり、蜂蜜を真座たりするとおいしいと言われてるが、おいしいに決まっている。そのような味の調整をせず、梅の味そのものを楽しむレシピである。

小梅を5月半ばに購入する。できれば、パープルクイーンをゲットする。氷砂糖はロックとクリスタルがあるが、ロックの方が雑味が少なく溶けやすいと言われているので、ロックを用意する。

  1. 梅を買ってきたらまず、袋からだし、ボールに移し、アクを抜くため水にさらす。
  2. ヘタを金串、竹串などでとる。
  3. 梅の水気をとる。キッチンペーパー、フキンなどでしっかり水を拭き取る。
  4. 瓶に梅、砂糖、梅の順番に、砂糖と梅を同量1kgずつ入れる。
  5. きっちり蓋を閉め、基本放置。砂糖と梅が混ざるように瓶を回す。
  6. 1週間くらいで梅がシワシワになりできあがる。気温や雑菌で発酵することがあるが、雑味が出る前に梅を取り出す。

              

とんぼ玉、いわゆるガラスビーズ

とんぼ玉(パーツ)

休日の楽しみはとんぼ玉を作ること。

私の休日の趣味はとんぼ玉を作ること。とんぼ玉とはいわゆるガラスビーズである。ガラス棒をバーナーで溶かして、整形する。バーナーワークと呼ばれる。火を使うのでそれなりに神経を使う。ガラスは液体と言われており、溶けるガラスを見ていると飽きない。最近では茄子の箸置きを作ることに精を出していた。帯留めなんかも作ってみた。大好きなガラス作家、藤田喬平ぽいものを作ろうとしてみたりするくらいには楽しめている。

バーナー
バーナーは持っているのだが、引っ張ってこれるガスがないので、物置に閉まってる。
帯留め
藤田喬平みたいなのが作りたくて作った帯留め。

ガラス作家 藤田喬平

藤田喬平のガラス作品が好きで、ヤフオクで何点か買った。本物か偽物か、本当に藤田喬平のものかはわからないが、難あり作品や共箱のないものを手に入れた。藤田喬平は昭和の終わりごろに活躍したガラス作家で、代表作は「藤田のドリームボックス」と呼ばれる飾箱である。琳派の雰囲気を再現された作品で海外の評価が高い。特に私は「藤田のカンナ」と呼ばれるベネチアで作られた作品を好んでいる。これが精密に作られるのは大変な手間と技術が必要というのが、ガラスをやっているとわかる。ヴェネチアの職人の技と藤田のこだわりが感じられる。

ベネチアンガラス

ベネチアンガラスでも、特にミルフィオリをフュージングしたものを見ると心が躍る。ガラス棒を練って、金太郎飴のようにパーツを作る。それが一つの花となり、集めて、炉で溶かす。ミルフィオリの皿が出来上がる。ミルフィオリとは、千の花という意味である。ミルフィオリで有名な工房はモレッティ。ガラス工房で有名なムラーノ島で作られている。ベネチアンガラスはムラノガラスと呼ばれている。

モレッティのトレードビーズ

大航海時代を経て、世界的に貿易が盛んになるとイタリア、ムラノではガラス工芸、ガラス製作がまちの主力となる。ムラーノガラス、すなわちベネチアンガラスと呼ばれるものである。ガラス工房では、のちにトレードビーズというものが作られるようになる。このトレードビーズ、一体何とトレードしたのか。人である。美しく、細やかで色鮮やかなビーズはアフリカの富裕層を魅了した。このビーズはヨーロッパに奴隷を運ぶために交換されたビーズである。アフリカではこのトレードビーズが今でもたくさん残されている。それは現地でも模倣し作成された。さらに、トレードビーズは人気はアジアに広まり、近代ではインドや中国などでも模倣して作られた。模倣されたものであっても、時代が経つと歴史的な遺産となる。

ベネチアで作られたビーズもイスラムの影響

ベネチアで作られたビーズも、イスラムの影響を受けて作られたものである。私の座右の銘は「人生はペルシャ絨毯のごとく」である。モザイクは時間をかけさまざまな色をおりなしていく。価値のあるものなのか、以前勤めていた会社のペルシア人からもらった絨毯が一枚家の中で敷かれている。模倣したものなのか、それとも伝統なのか。古いものなのか、新しいものなのか。まあ、新しい物もそのうち古いものになるんだけどね。

ペルシャ絨毯
家にあるやつ

とんぼ玉、生徒作品展に出展します!

期間 11月2日(水)から11月14日(月)

場所 きなりがらす京橋店 定休日(火・金)

茄子の箸置きとか、何作品か、値札をつけて出してしまいました。強気の値段にしたつもりが、安い金額みたいで。まあ、まだ勉強中ですから。(500円とか1000円)くらい。ぜひお越しください。

茄子の箸置き
茄子の箸置き ドナドナした。

↓案内状(私の作品は載せてません。)

生徒作品展の案内
11月2日から11月14日、きなり京橋店にて